ゼロから自分はなにを生み出せるだろうか?
日本一の大規模機械化農業を実現した大潟村で私は育った。
恵まれた気候、広い圃場、最先端の技術で米を生産している。
素晴らしい環境に、ふと心に疑問が湧く。先代が作った農業を継いでいるだけで、自分はなにを作り出したのだろうか。
農場が作り手の思いとテーマを訴えてくる
広大な圃場、水、気候、政策があり、あきたこまちがあって、日本一の大潟村の農業がある。では、日本一を離れたときに、自分はどんな農業ができるのだろう。
事業が大変でも、資金がなくなっても、畑さえあれば自分だけの表現ができる。
農業は思いからはじまる。その思いを絵にしたものが畑。自分の思い描いた畑は人になにかを伝えているのだろうか。
農業を描く人を育ていきたい
茨城県つくば市の農場を任せた者がいる。経営は思い通りにいかないが、それでも打開策を練りビジョンを描いていく。彼は農場を切り盛りするなかで経営者へと成長した。
そのような若者を世界に輩出していきたい。
正八は、あなたを表現する機会を農業で生み出し、応援したいと思っています。